どこでお金を借りればいいのか?
銀行でお金を借りる
銀行でお金を借りるには、用途により以下のような借入方法があります。
- カードローン
- 目的ローン(フリーローン)
- 住宅ローン
銀行は本来、企業へお金を貸すことをメインとしていますが、総量規制施行後の貸金業者の貸せない方への貸し出し(カードローン)に力を入れてきました。
ゼロ金利政策により低い金利で資金を調達して、ほぼ10%を超える金利で貸す訳ですから銀行としてもおいしい商売な訳です。味を占めた各銀行は、次々とカードローンに手を出し、貸金業法ではなく銀行法で規制されていることをいいことに、上限なく貸しまくったのです。
そして近年の自己破産者が増加傾向に転じた事によって、金融庁から銀行カードローンへの締め付けが厳しくなり、現在銀行では非常に借りにくい状況になっています。
自己破産者を減らすという金融庁の目標を達成する為には、与信の低い方に貸さないということが重要になってきます。その為、全銀連ではこれまで貸していた与信の低い方、つまり、
- 複数借入をおまとめローンで借り換えたい方
- 収入のない配偶者の与信頼みの専業主婦の方
- パート・アルバイトなどの収入の低い方
こういった属性の方へのお金の貸し出しを銀行カードローンが自主規制することになったのです。ですので、こういった属性の方がお金を借りるには、しっかり申込めるところに申込まなければ審査に通らないということになります。
更に金融庁は、銀行カードローンの即日融資も問題視しており、警察庁の反社会勢力データベースでの審査も義務化することによって、銀行カードローンの審査に余計な日数を掛けることで即日融資を不可能にしました。
ですので、申込日にお金を借りたいという方は、銀行カードローンではなく大手消費者金融を選ばなくてはいけません。